バドミントンの竹俣明コーチが、自身の著書「いちばんうまくなる!バドミントンの新しい教科書」で、ドロップのコツを解説されています。
一部を抜粋して紹介します。
「いちばんうまくなる!バドミントンの新しい教科書」104~107ページを参考にしています。
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竹俣明コーチ ドロップの解説と注意点
バドミントンの竹俣明コーチはドロップをこのように解説されています。
ドロップはシャトルをラケット面でカットしないで、手首を使いシャトルを巻き込むような感覚で打ちます。
クリアーと同じフォームからフェイント気味に、ネットぎりぎりに忍び込むように球足を短く打ちましょう。
カットとの違いにも言及されています。
最近のゲームでラリー中のドロップは、あまり使われない傾向にありますが、ドロップはドリブンクリアーやアタックロブなどの速い球を打たれたときの、ストレートの返球に効果があります。
このときカットを使うとミスの確率が高くなりますが、このタイミングでカットに代わり柔らかいフライトの、ドロップを使えばミスは大幅に減少します。
ドロップを普段のストローク練習取り入れると、他の選手があまり使わないぶんマスターすると、その効果がより大きくなります。
ドロップのコツ10項目 竹俣明コーチ
竹俣コーチはドロップ(カット)のポイントとして、本書では10項目を挙げています。
ここではその中から5項目を紹介します。
- いろいろなラケット面・カッティング術・スピードの変化・ボディアクション・フェイントなど、状況に応じて使い分ける。
- 球足が長いカットスマッシュ気味のドロップ(カット)と、球足が短いネット際に落下する緩いドロップ(カット)の2つの緩急を使い分ける。
- 肩甲骨を最大限に伸ばし打点を高くして、ネットに引っかけるミスや球足の長さなどに注意しましょう。
- スピードで勝負するストロークではないので、コントロール・フェイント・球足の長さなどに注意しましょう。
- クリアーに比べドロップは、フォワードスイングのスピードが落ちるので、スイングの途中でドロップと読まれやすくなります。フォワードスイングのスピードをクリアーと同じようにして、クリアーとドロップを読まれないようにしましょう。練習のとき直前まで「クリアー、クリアー」と呪文のように唱え、インパクトの瞬間にドロップ(カット)を打つ練習法が効果的です。
ドロップのその他のポイントや具体的な練習法については、ぜひ本書を参考にしてみて下さい。
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