水泳の荒井悠太選手は高校2年生の時、「強度の高い練習を行っても心拍数が上がりきらない」ことがありました。

荒井選手自身は”キツイ”と感じる練習でしたが、心拍数は最高値まで達していなかったのです。
 
その際の坂田力丸コーチの対処法が「スイミング・マガジン2020年02月号(Amazon)」23ページにありました。
 
一部を抜粋して紹介します。

心拍数が上がらなかった荒井悠太選手 原因は”アップ不足”

荒井選手の場合、高強度のトレーニングでも心拍数が上がりませんでした。

高2から始めた週一回(約1時間)の外部施設での陸上トレーニングでは、ウエイトトレーニングではなく、自転車を使うなど高強度で繰り返し行うトレーニングに取り組んだ。
 
それらを続ける中で気づいたのが、心拍数が上がりきっていないということだった。
 

これは荒井選手の感覚とはズレていたのですが、その原因を探った坂田コーチはこのように結論づけます。

息は上がっているしキツいと感じる荒井自身の感覚とは裏腹に、心拍数は最高値には達していないという現実を目の当たりにし、レースの後半に身体が動かなくなっていた原因は、心拍数を上げきるところまでウォーミングアップを行えていなかったことにあるのではないかと考えた。

以後、荒井選手はウォームアップや陸上トレーニングで心拍数を最高まで上げるよう心がけます。
 
その結果…

それ以降、大会当日のウォーミングアップはもちろん、その前にしっかりと陸上で身体を動かし、心拍数を一度、最高値に上げることを徹底してから、練習でできていることが試合でも出せるようになり、自己ベストの大幅な更新へと結びついた。
 

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