文大杉並高校ソフトテニス部の野口英一監督の著書「ソフトテニス攻撃力を高める技術と戦術」に、「50音テニス語録」というコラムがあります。

頭文字が「あ」「い」「う」…の五十音順でソフトテニスの格言をまとめた記事です。
 

 
同書の28ページから、「あ」行の一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)

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ソフトテニス 攻撃力を高める技術と戦術

「あ」あきらめが命取り 「心が技術を超える」

野口監督 中学生を指導していたときに、とにかく足が速く、あきらめない選手がいました。
 
後衛の彼女は、前衛が何度抜かれても、それを食らいついて拾う。相手に何度マッチポイントを握られても決してあきらめない。
 
「心が技術を超える」今でも大切にしている、この言葉は、教え子から教えられたことが元になっています。
 

「あ」アタック止めて一人前 前衛の上手い人とは

野口監督 前衛は上手くなるほど派手なプレーもできるようになりますが、前衛の真骨頂はパートナーの後衛の調子が出ないときに、いかに体を張って相手のアタックを止めて、パートナーをサポートしてやれるかだと思います。
 
パートナーのほうを振り返って、「任せておいて!」と声をかけられるか。前衛はそんなプレーヤーでありたいものです。
 

「い」いの一番にやる やがて応援してもらえる存在に

野口監督 あと片付けでも、ボール拾いでも、誰かから質問を投げかけられたときも、いの一番に手を挙げ、率先して行動しようと生徒たちには話しています。
 
そういった積極的で前向きな気持ちは、次第に自分自身の行動を変えていき、チームとしても、人間としても、結果的に周りに応援してもらえる存在になるのです。
 

 
「あ」行の残りの格言として、「う」うれしさを表そう、「お」落ち着きは宝物、などが挙げられています。
 
ぜひ本を手にとって確認してみて下さい。


 
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