文大杉並高校ソフトテニス部の野口英一監督の著書「ソフトテニス攻撃力を高める技術と戦術」に、「50音テニス語録」というコラムがあります。
頭文字が「あ」「い」「う」…の五十音順でソフトテニスの格言をまとめた記事です。
同書の42ページから、「か」行の一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
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ソフトテニス 攻撃力を高める技術と戦術
「か」かまえをつくろう 心の準備につながる
野口監督 ストロークで言えば軸足が決まったときに、テークバックが完了している状態を「1(イチ)をつくる」という伝え方をしています。
この構えができていることがテニスでは非常に重要で、これはスイングだけでなく、心構え、心の準備、試合への準備とあらゆることに通じると思います。
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「か」勝つことよりも大切なことがある
野口監督 子どもたちは、目標のために無心で努力しています。
誰を団体戦メンバーとして起用するかなど、指導者としては、ときに勝つためだけの選択ではなく、チームにとって大切な選択をしなくてはいけないときもあります。
結果だけではなく、それは次の目標にもつながっていくはずです。
「き」きほんがノーミス ミスの8割は構えの後れが原因
野口監督 ソフトテニスで起きるミスは、その8割が、構え(準備)の後れによるものです。
ですから、構えをしっかりつくることができれば、ミスが減り、そう簡単に負けることはありません。
そう考えると、指導は非常にシンプルになります。基本を大切にしましょう。
「か」行のその他の格言として、「け」ケガを味方に、「こ」こころが技術を超える、などがあります。
ぜひ本書を手にとって確認してみてください。