パワーリフティングの荒川大介・孝行選手が、著書でベンチプレス100kgを上げるために必要なこと、やってはいけないことが解説されています。

ベンチプレスだからといって上半身だけを鍛えれば良いわけではなく、NGなこともあるようです。
 

 
お二人の著書「誰でもベンチプレス100kgが挙がるようになる本」16ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)

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誰でもベンチプレス100kgが挙がるようになる本

全身を満遍なく鍛え フォーム・スケジュールを確立する

ベンチプレスで記録を伸ばすには、全身を鍛える必要があります。

ベンチプレスで100kgを目指していくためには、土台つくり、フォームつくり、あるいはトレーニング計画を立てて強化していくことが必要です。
 
ベンチプレスを強化していくには、いろいろな種目を取り入れて、身体を強化、土台をつくっていくことが不可欠です。
 
メインの筋肉となる大胸筋のみならず、腕や肩、背中、下半身に至るまで、全身を満遍なく鍛えていくことが、ベンチプレスの強化につながります。
 

正しいフォームを知っておくことも必須です。

また、生まれつき身体の力が強い人はともかく、弱い人、もしくは一般的なレベルの人の場合は、しっかりしたフォームを覚えることも大事です。
 
力任せにチャレンジしていても、ベンチプレスで100kgを持ちあげるのは難しいと思います。
 
バーの握り方や握る位置、スタートポジション、脚の位置、身体の使い方など、知っておくべきことは多々あります。
 
体型による個人差は多少あったとしても、基本となる形を知っておくことでプラスの効果はあります。
 

100kgという目標があるのですから、それに至るまでの計画も立てましょう。

そして、どのようなスケジュールで、どのようなメニューをこなしていくのが良いのか、トレーニングの計画をしっかり立てましょう。

スケジュールの立て方は、本書で解説されているので、参考にしてみて下さい。




100kgを目指すうえでやってはいけないこと

ついついやってしまいがちですが、NGなことがあります。

ベンチプレス100kgを目指していく過程で、やってはいけないことを先にお伝えしておくと、一回できるマックスに毎回チャレンジすることはNGです。
 
たとえば昨日は50kgしか挙がらなかった人が、翌日は55kg挙がるということもあると思います。
 
ただし、それは筋力、マックスの数字が伸びたわけではなく、単純にその日のコンディションや疲れ具合によって変化が出ているだけです。
 

マックスにチャレンジするということは、いわば毎回限界に挑むということなので、繰り返していると…

無計画にマックスにチャレンジして、挙がったり挙がらなかったりということを繰り返していると、ケガや伸び悩みの要因となるので気をつけてください。
 
しっかりとしたプロセスでベンチプレス100kgを目指していきましょう。

この本では100kg実現までにどこを鍛えるか、具体的なメニューなどが解説されています。
 
参考にしてみて下さい。

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