バスケットボールのドリブルでは、敵にスティールされるのを防ぐため、低くボールをつくことが求められます。

そのため多くのチームが低いドリブルのドリルを練習に採用しているようです。
 
低いドリブルは確かに有効なのですが、実践する際には注意点があります。
 

 
このコンテンツでは「バスケセンスが身につく88の発想」90~91ページを参考に、低いドリブルでの注意点および効果的なトレーニングをまとめています。
 

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低いドリブルの注意点

低いドリブルをする際には、注意点があります。

低いドリブルをつこうとすると、手の位置を低くするために背中が丸まってしまう傾向にあります。
 
背中が丸まると骨盤が後傾し、骨盤が後傾した状態ではお尻やハムストリングスの筋肉が緩み、速く移動することが難しくなります。

低いドリブルでは背中が丸くなって骨盤の後傾を招き、移動が遅くなりがち、というわけです。
 
ドリブルが低ければ確かにスティールは防げますが、それで移動が遅くなってはあまり意味がありません。

カイリー・アービング選手が低いドリブルで速く移動できる理由

カイリー・アービング選手はNBAでもひときわ低いドリブルを用いるプレーヤーとして知られています。
 
ドリブルが低いためボールの上下移動が短く、高速になります。加えてアービング選手は前後左右にボールを大きく移動させるため、対戦プレーヤーは翻弄されてしまいます。
 
アービング選手の場合、若干の骨盤の後傾があるものの、背中を丸くせずに膝を曲げることで低いドリブルを実現しています。
 
これが低いドリブルと速い移動を両立させている秘密です。
 
欧米人はそもそも骨盤が前傾しているため骨格からして有利なのですが、日本人でもトレーニング次第で背中を丸めずに低いドリブルが可能です。
 

低いドリブル姿勢を作る筋肉トレーニング種目

それでは低いドリブル姿勢を作り、かつ移動速度を高めるにはどうすれば良いのでしょうか?
 
同書では筋力トレーニング勧められています。

低いドリブル姿勢を作ることを妨げる要因として、足首やお尻、ハムストリングスの柔軟性の欠如があげられます。
 
柔軟性を高めるには、ストレッチなどさまざまな方法が考えられますが、ひとつには筋力トレーニングが挙げられます。
 
筋力トレーニングをすると柔軟性が失われると考えられがちですが、実際には筋力トレーニングによって柔軟性は高まります。
 
パワーリフターの柔軟性が非常に高いことがいい例でしょう。
 
特に、スクワットやデッドリフトなどの種目は、低いドリブル姿勢を獲得することに貢献します。
 
センスあふれるドリブルをつくには、その土台となる姿勢を作る必要があるのです。
 

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