当たり前ですが、バスケットボールはシュートしないと得点できません。
そして得点しないと試合には勝てません。
シュートはチームの成績を左右する技術のため、フォーム等には選手も細かいところまで気を遣っているようです。
「バスケセンスが身につく88の発想」に、金丸晃輔選手がシュートの際に実践している”コツ”が紹介されていました。
同書の184~185ページを参考に、その内容をまとめます。
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金丸晃輔選手シュートで意識するコツ 爪の音
一般の指導で指摘されることはほとんどありませんが、選手の中にはシュートにおける”爪の音”を意識しているケースがあります。
シューターと呼ばれるプレーヤーに、ショットをする際に意識していることを尋ねると、ショットリリース時に爪がボールにかかり「シュッ」という音が鳴るようにしていると答える人がいます。
金丸晃輔選手もシュートの際に指先、特に爪を意識しているそうです。
思い通りのリリースをするため、爪の長さにもこだわっています。
金丸もショットリリース時に爪をかけるシューターのひとりです。
金丸は、爪の長さを手のひら側から見た際には少しはみ出る程度に調整しているそうです。
おそらく、爪でボールをコントロールしているわけではなく、自分の納得のいくショットをリリース時の爪の音で確認しているのでしょう。
また、ショットのコンディションを爪の音で確認することが彼のルーティンになっているとも考えられます。
爪の音というとごく細かいことですが、選手にこれだけ意識されているということは、かなり有益なコツといえるのではないでしょうか。
極端に爪を伸ばすとケガのもとになってしまいますが、金丸選手の例を参考にしてシュートしてみるのも良いかもしれません。