一時期、グルテンフリー食材が話題になりました。
 
テニスのジョコビッチ選手が実践していると報じられ、その後アスリートや海外セレブもグルテンフリーを始めたといったニュースはたくさん報じられました。
 
グルテンフリーは体にいいのかも?ということで日本で実践した方も多いかもしれません。


 
サッカー日本代表の長友佑都選手が、自身の著書「長友佑都のファットアダプト食事法」で、グルテンフリーについて自身の見解を交えて解説されています。
 
一部を抜粋して紹介します。


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不耐症の人はグルテンフリー食品を 血糖値上昇は要注意

グルテンフリー食は長友選手も試したことがあるそうです。

イタリアでジョコビッチ選手の食事法を試している頃、僕はグルテンフリーをやってみていた。
 
グルテンとは、小麦や大麦やライ麦などに含まれるたんぱく質の一種。ジョコビッチ選手はグルテンに過敏でアレルギー反応が出やすいグルテン不耐症であり、グルテンを含まないグルテンフリーの食事で調子を取り戻したという。
 
イタリアにもグルテン不耐症の人は少なくないようで、グルテンフリーのパスタは数多く出回っていた。それを僕も食事に取り入れていたのだ。

かつてのジョコビッチ選手は慢性的な腹痛に悩まされていました。
 
グルテンフリーを始めたところその腹痛が解消されただけでなく、
 
・鼻づまりの解消
・自然な体重低下
・体力の増強
・思考の明瞭化
 
など、心身ともに様々な良い変化が起きたのです。
 
ジョコビッチ選手の場合、グルテンを完全に排除するやり方なので、小麦粉食品はもちろん”つなぎ”などにグルテンが使われている食材も避けなければいけません。
 
そのため普段口にするものに大変な気を遣うことになります。
 
しかしそれによりパフォーマンスが大きく向上したのは事実です。
 
長友選手がグルテンフリーを試してみたのも、トップアスリートとして当然といえるでしょう。
 

 
試してみた結果、長友選手自身はグルテンフリーにどのような見解をお持ちなのでしょうか?
 
これについては、アドバイスを行っているドクターからの指摘と長友選手の方針「ファットアダプト」との兼ね合いが関係しています。

グルテンフリーのパスタには通常の小麦粉の代わりに、グルテンを含まない米粉やトウモロコシ粉が使われている。
 
ドクターからは
 
グルテン不耐症でない人がグルテンフリーにする意味はないし、グルテンフリーのパスタは普通のバスタよりも血糖値を上げやすい。血糖値を上げにくい全粒粉パスタを少量食べた方が、ファットアダプト的にはポジティブです」
 
という指摘を受けた。
 
(太字は当サイトによるものです)

グルテンに対してアレルギーがある人は、もちろんグルテンフリーは効果があります。
 
またアレルギー反応の出方には個人差があるので「なんとなく調子が悪い」と感じるのであれば、グルテン食品をカットして試してみるのも選択肢になりえます。
 
しかし小麦粉はじめグルテンを含む食品を食べても特に不調を感じなければ、グルテンフリーを行う意味はないようです。
 
血糖値の上がり方を気にしているのであれば、グルテンフリー食品には注意が必要なケースもあります。
 
同書の58~59ページで、長友選手も「グルテンフリーにはこだわっていない」と結論付けられています。