雑誌「バドミントンマガジン」で、淑徳巣鴨中学高等学校バドミントン部の関根忠監督がハイクリアーとスマッシュの違いを解説されています。

バドミントンマガジン2017年1月号57~58ページから、一部を抜粋して紹介します。
 
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バドミントンマガジン 2017年1月号
バドミントンマガジン 2017年1月号




クリアーは腕に余裕を持たせる

「クリアーは腕は余裕を持たせて打つほうがいい」と関根監督は語っています。
 
腕に余裕を持たせるとクリアーが飛ぶようになるのです。

ビギナーは高い打点でとらえようと、腕が伸びきって棒のようになっているケースが多い。
 
すると腕の”ねじり”の力を使って打つことができず、クリアーが飛びにくいのだ。
 
高い打点を意識しすぎて無理な体勢になるよりも、少し腕に余裕を持たせて右肩の上で球をとらえれば、”ねじり”の力を使いやすい。
 
また、ラウンド側で打つ場合など、打点が右肩の上になるように球の下に入れない場面では、左肩の上を打点にしてもよい。
 
バドミントンのシャトル




スマッシュとハイクリアー 打点・ラケット向きの違い比較

スマッシュ
足下からラケット一本分ほど前の高い打点で、ラケットは少し下を向く。
 
高い打点から相手コートへ突き刺すように打つスマッシュは、インパクト時に面がやや下を向き、打点は足元からラケット一本分くらい前になるのが理想。
 
バドミントンのコートとシャトル
 
ハイクリアー
スマッシュよりも打点に余裕があり、ラケットは少し上を向く。
 
相手コートの奥に向けて山なりの軌道で打つため、スマッシュよりも打点は下がり、インパクト時にはラケットの面が若干上を向く。





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