バドミントン日本代表を指導する中西洋介コーチが、自身の著書「中西洋介のアカデミック・バドミントン」でレシーブについて解説されています。

中西コーチによると、レシーブは日本代表でも重要視されているそうです。
 
とはいえレシーブだけでは試合には勝てません。自分の攻撃につなげるためのレシーブが必要なのです。
 
「レシーブがうまい選手の要素4つ」などともに中西コーチの解説を参考にしてみてください。
 
同書の42ページから一部を抜粋しています。

レシーブは攻撃につなげるためのもの 上手い選手の特徴は

レシーブ、つまり守備は重要なのですが、自分の攻撃につながるものでなければダメなようです。

攻撃へとつなげるショット
攻撃と守備があるバドミントンは、攻めて点数をとることと同じくらい、守って点数をとられないことが大事。
 
日本代表でもレシーブを重要視しています。
 
ただし、レシーブがうまいから勝てるというわけではありません。試合では、相手がいい体勢から攻撃する状況を減らすこと、自分のレシーブ回数を減らすことが求められます。
 
技術を磨くと同時に、どんなレシーブをして自分の攻撃機会を増やすか。判断力を高めることも重要です。

中西コーチによると、レシーブが上手い選手はこうした特徴があります。

レシーブがうまい選手は 体と技術と頭脳をうまく使える
レシーブがうまい選手には、主に四つの要素があります。
 
1 体の使い方がうまく、広い範囲に対応できる
2 ラケット面のつくり方がうまく、シャトルをとらえてキレイに返す「当てる感覚」が優れている
3 相手の力に負けないパワーがある
4 相手のフォームやシャトルの位置から、素早く正確にコースを判断できる「読み」がいい
 
体と技術と頭脳をうまく使えて、攻撃につなげる返球ができる。そんな選手が、レシーブがうまいといえます。

レシーブが苦手だと、当然ですが失点が増えてしまいます。

レシーブが苦手な選手は 状況に応じた判断ができない
レシーブが苦手な選手、攻撃につなげる前に簡単に失点してしまいます。
 
一発で決められてしまう選手と、レシーブで3回以上しのげる選手。どちらが勝つ可能性が高いか、わかりますよね。
 
また、どんなレシーブを選択するかも大事です。余裕がなく必死に上げるだけではさらに打ち込まれる。気持ちが引いて差し込まれていたら、強く返せない。
 
状況に応じた選択ができているのか、自分のレシーブを振り返ってみましょう。

レシーブの具体的な打ち方については、「アカデミックバドミントン」や中西コーチのDVDを参考にして下さい。


中西洋介のアカデミック・バドミントン
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