ソフトテニス野口英一監督の著書「ソフトテニス攻撃力を高める技術と戦術」から、ソフトテニスの格言を三つ紹介します。
同書の77ページ「50音テニス語録」コラムから、「た」行の一部を抜粋しています。(この本は参考になりますよ!)
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ソフトテニス 攻撃力を高める技術と戦術
「た」タッチネットするほど、うまし
野口監督 はじめはベタッとネットについてラケットをを構えていた前衛も、うまくなってくるとネットから離れていられるようになります。
スマッシュを追う、フォローに備えるなどプレーの幅が広がった証拠ですが、一方でそれにより発生するミスも出てきます。
漠然と中間ポジションにいるのではなく、ここぞという場面では、タッチネットするほど前に立っていられる前衛がさらに一流の証です。
「ち」ちからは無限 全般に関る競技力
野口監督 「ちから」が指すのは人間力であり、技術力であり、ソフトテニス全般に関る競技力です。
指導を長く続けていると、ときにゴールが見えてしまうこともあるものですが、その予想を覆してくれる選手も現れます。
そんな選手たちから、ちからは無限だと教えてもらいました。
「つ」ツイストは一回 予測されずに使うのがコツ
野口監督 ツイストとはカットレシーブのこと。
最近の試合ではカットストロークが頻繁に使われますが、自分の切り札は、いちばん大切な場面で一回だけ使えと言っています。
「この一本をレシーブでとりたい」というときに、相手の不意を突いてボールを軽く落とす。
どんなに素晴らしいボールでも、何度も使えば相手も対応してきます。大事なのは、相手に予測されずにそれを使うことです。
「た」行のその他の格言として、「て」手ニスは、足ニス、「と」取れば取れる、があります。
本書で確認してみて下さい。