「バレーボール指導の極意」に、星城高校バレーボール部・竹内裕幸総監督の指導方針がありました。

同書12~13ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)


いまどき選手の力を引き出す 監督がここまで明かす!バレーボール指導の極意
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竹内裕幸総監督の「自主性」とは?指導方針5つ

1 自分で勝つことを求める
大学時代に監督と衝突してコートを去った。求めていたのは、人に指示されるバレーボールではなく、コートの中にいる選手が自分たちで勝つことを求めるバレーボール。
 
監督に指示されることで、自分のバレーボールが奪われたと感じた。
 
2 チームマネジメントで環境を変える
チームのユニフォームを華やかにデザイン。先輩も後輩もなく、髪型も自由で、汗と涙に象徴される高校バレーのイメージを一掃した。
 
選手が求めている相手と練習試合を組むことも、竹内総監督の中ではチームマネジメントの一つだ。
 

 
3 邪魔をしない
選手の自主性を重んじる指導に舵を切るきっかけは、セッター深津英臣との出会いだった。技量がずば抜けていて、教えることはなかった。
 
しかも、選手がやりたい練習をやると、メキメキと実力を延ばす。大事なのは、選手自身がバレーボールを楽しむことだ。
 
4 応援されるチームになる
竹内総監督のモットーは「感謝の気持ちを忘れずに!」。たくさんの人に支えられてきたことを忘れてはいけないという思いから、横断幕にしたためた。
 
だから、星城を卒業した選手は、Vリーグに行ってもファンを大切にしている。
 
5 練習は質を高めて量を増やす
心がこもっていないと練習したことは身につかない。これからは「質のある量」をこなしたチームが力をつけていくと竹内総監督は言う。
 
いつもボールに触るなど、バレーボールを考える時間をたくさん作ってあげることが重要だ。
 

 
本書では、各方針を具体的にどのように反映させるのか、が詳しく紹介されています。
 
参考にして下さい。