徳永幹雄医学博士は、スポーツの試合で必要な精神力について、「心理的競技能力」という考え方をしています。
 
「肉体的競技能力」として体格や筋力、柔軟性などが挙げられるように、競技能力に関わるメンタル面の要素を挙げているのです。
 
以下に紹介します。

徳永博士は、心理的競技能力として以下の5つの因子を挙げています。

1 競技意欲
2 精神の安定・集中
3 自信
4 作戦能力
5 協調性

これら5因子をさらに細分化すると、次の12項目になります。

1 忍耐力
2 闘争心
3 自己実現意欲
4 勝利意欲
 
5 自己コントロール能力
6 リラックス能力
7 集中力
8 自信
 
9 決断力
10 予測力
11 判断力
12 協調性

肉体的競技能力は、数字で可視化できる場合が多いですが、メンタル面はいまいちつかみどころがなく、「何が足りないのか」「強化すべきところ」が把握しにくいものです。
 
そんな時は、徳永博士の「5因子」や「12項目」を参考にしてみましょう。
 
「もう少し作戦能力を上げよう」
「リラックスできていれば、余裕も出たのではないか」
「相手の動きを予測する能力をもっと磨く必要がある」
 
など、心理的競技能力を上げるための方針も定まりやすいのではないでしょうか。