佐藤義昭さんが加圧トレーニングをひらめいたきっかけは、正座をした時の足のしびれでした。

佐藤さんが高校三年生の時、法事でお経を聞いていた時のこと・・・。

「足のしびれ」≒筋トレで追い込んだ状態 ただし自己流は危険

佐藤さんは当時すでに筋力トレーニングを熱心に行っていたため、体重が90kgありました。
 
そのため長時間の正座で足がしびれて耐えられなくなり、脚をくずしてふくらはぎをマッサージしました。
 
この時、ある考えが佐藤さんに閃きました。
 

 
「このふくらはぎの張り具合は、カーフレイズのトレーニングで追い込んだ時に似ている」と。
 
正座をすると脚の血管が圧迫されて血流が減少し、それがしびれにつながります。
 
つまり、人為的に血流を減少させれば、高負荷トレーニングを行ったのと似た効果が得られるのでは、と佐藤さんは考えたのです。
 
佐藤さんは当時柔道を習っていたので、帯をふくらはぎに巻いてカーフレイズしてみました。
 
しかしパンプアップした状態にはなりません。
 

 
縛る場所をあれこれ工夫し、一年ほど試行錯誤を繰り返したところ、ふくらはぎを直接締めるよりも太ももの付け根を締めるほうが筋肉が張ると気づきました。
 
ところが、締める強さや、締める器具も色々試しているうちに、脚のしびれが取れなくなってきました。
 
それでも構わずトレーニングを続けていたところ、肺が苦しくなってきたそうです。
 
これは血管を圧迫したことで血栓ができ、その血栓が肺にまわって塞栓症を起こしている非常に危険な状態です。
 
脚のしびれから加圧トレーニングの発想を得られたのは「怪我の功名」だったわけですが、さすがに無茶なやり方はまずかったようです。

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