自体重トレーニングとは、文字通り自分の体重を負荷にして行うトレーニングです。
筋トレ経験者のおそらく全てが最初に行うのは自体重トレーニングではないでしょうか。
腕立てふせ、腹筋、スクワットあたりは、トレーニングに興味のある人なら一度はやったことがあるはずです。
手軽に実践できる自体重トレーニングですが、長所と短所があります。
長所 場所・時間を選ばない ケガのリスクが低い
自体重トレーニングの長所はなんといっても、いつでも、ほぼどこでも行えることです。
マシンや器具を必要としないので、手軽さでは数あるトレーニングの中でもナンバーワン。
筋トレ経験がない人に、まず手始めとして実践してもらうにはもってこいのトレーニングです。
またダンベルやバーベルを使わないので、フォームさえ適切ならケガのリスクが低いのも長所のひとつです。
短所 負荷に上限あり フォームにも注意
短所としては、かけられる負荷に上限があることが挙げられます。当前ですが、自分の体重より重い負荷はかけられません。
そのためトレーニングを続けていくと物足りなさを感じることもあるようです。
アスリートやボディビルダーなど、競技のために身体を鍛える必要があるなら、自体重トレ以外にフリーウェイトトレーニングなどを実践している場合がほとんどです。
また自体重トレは負荷が逃げやすいため、正しいフォームで動作する必要があります。
腕立て伏せひとつにしても、手の幅の広さや体幹の引き締めなど、細かいチェックポイントが複数あります。
ちょっとした違いで筋肉に効かなくなったり、意図しない箇所に効いてしまうのは自体重トレーニングの欠点のひとつです。
欠点があるといえど、手軽にできる便利さから、自体重トレーニングの基礎的なポイントと動作はできるようになっていて損はありません。