「バレーボール指導の極意」に、益田清風高校バレーボール部・熊崎雅文監督の指導方針がありました。

同書の80~81ページから一部を抜粋して紹介します。


いまどき選手の力を引き出す 監督がここまで明かす!バレーボール指導の極意
※サンプルを読む・kindle版あります
※レビュー多数あります

熊崎雅文監督の選手の不安を解消する指導法 5つの方針

1 アタック決定率にこだわらない
アタック決定率は対戦する相手によって変わるもの。いくらアタッカーが能力を上げても、かえってミスにつながる可能性がある。
 
弱者が勝つポイントは、「決まらないボールの中身をどう分析するか」だと言う。
 
2 正しいフォームでミスを減らす
失点につながるミス、相手に流れを渡すミスを排除することが、チームの勝利のためには必要不可欠だ。
 
熊崎監督がこだわっているのは、正しいフォーム作り。一人ひとりのやるべきことはシンプルでも、チームとして戦えば局面を打開できる。
 

 
3 できるようになるまで教え込む
正しいフォームを身につけると、試合中の安心を手に入れることができる。怪我のリスクも軽減でき、選手は自分を信じられるようになる。
 
熊崎監督の指導で、持っている力を最大限に生かせるようになった選手が増えた。
 
4 試合の流れをつかむ
誰かがいいプレーをしたら「フゥーー!」とテンションの高い裏声を挙げるのが益田清風の伝統だ。
 
流れのスポーツであるバレーボールにおいて、雰囲気を盛り上げることはとても重要。タイムアウトは、リードしている試合をまとめ上げるために取る。
 
5 継続と変化を楽しむ
経験の蓄積によって、それまで見えなかったものが見えるようになる。だから、「若い指導者には一生懸命やってほしい」と熊崎監督は言う。
 
指導者としての時間を継続し、なおかつ変化に対して喜びを見出すことを忘れてはいけない。
 

 
本書では、各方針を具体的にどのように反映させるのか、が詳しく紹介されています。
 
参考にしてみて下さい。


 
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