東京都港区にある平石クリニックの平石貴久院長はスポーツ医学と血液の関連を研究していて、選手のパフォーマンスを上げるアドバイスも行っています。
平石院長によると、血液検査のある数値から、「勝負強さ」がわかるそうです。
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血液検査で勝負強さを見る MCVの値 献血でも確認できる
その数値とは
MCV(mean corpuscular volume)
です。
これは赤血球1個の容積、つまり赤血球の大きさを表しています。
結論としては「MCV値が小さいと勝負強い」ということになります。
MCVが標準値内(献血の結果通知表では 80.0~100.0fL)にあり、数値が小さいほど「ここ一番!」という場面で集中力を発揮できるのです。
平石院長は「アスリートであれば、MCVが85~87ならトップクラス」と考えています。
ちなみに管理人のMCVはどれくらいかというと、過去の献血5回分のデータでは…
86.7
87.9
89.0
86.8
88.2
という結果が出ています。
「体調によっては、勝負強い時もある」といったところでしょうか?
MCVの数値は400mlか成分献血をするとわかります。(今後変更される可能性があります)
「勝負強さなんて、性格的なものだから変えようがないよ」なんて反論もありそうです。
しかし平石医師によると、ベータカロテンやビタミンC、Eといった栄養素を摂取することでストレスに耐性のある身体にできるのです。(実際に、私の数値も変動していますからね)
言い換えると「これらが不足するとストレスに弱くなる」ことでもあります。
「ここぞという場面で失敗してしまう」なら、場数を踏んで経験を積むと同時に、食事内容もチェックしてみてはいかがでしょうか。
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