前ページ「錦織圭選手のポイントパターン2 ワイドなサービスからオープンコートへ」からの続きです。
 
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このページでは、相手に走らされているケースでのパターンを紹介します。

パターン3 相手に走らされる→バックのダウンザラインのカウンター

ラリーで相手に主導権があり、こちらが左右に振られている状況を一気に形勢逆転できるパターンです。
 
相手からの返球がバックのクロスに来たら、こちらはバックのダウンザラインをカウンターで返します。
 
カウンターを打てるのは、相手の返球の軌道が低めで、深い時(サービスラインとベースラインの中間あたりでバウンドする時)です。
 
逆に、スピンがかかった高い軌道のボールが浅めに返ってきた場合(サービスライン前後でバウンドする場合)は、コート内に入って思い切り強打しましょう。
 
このポイントパターンを成功させるカギは以下の三つです。
 

 
■相手からの返球の軌道が低く深い場合がチャンス

■斜め後ろではなく横に動く

■フラット系で真っすぐに打つ
 
辻野氏の解説を紹介します。

「このパターンは14年シーズンで大きく変わった部分です。以前はクロスに深く打たれた際、斜め後ろに下がって守備的なボールを返球し、ラリーを続けていました。
 
今は横に動いて相手に時間を与えずに鋭いボールを打ち、ウイナーにしています。
 
横に動くと自分にとっても打つまでの時間が短いですが、脚力を生かしてボールに追いつけるようになったことが、このパターンを可能にしました。
 
このカウンターをキレイに打てるのは、錦織、ジョコビッチ、マリーだけでしょう。なぜなら、フラット系で真っすぐに打てなくてはウイナーにならないからです。
 
このショットを打たせれば、今錦織が世界一でしょう。」
 

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バックハンドでのダウンザラインのコツ

ダウンザラインは難しい技術であり、しかもダウンザラインは甘くなると相手の逆襲を許してしまいます。
 
「スマッシュ」の記事では、バックハンドでのダウンザラインついて、以下のようなコツを挙げています。

左足を軸足にする

横に動いてギリギリでカウンターを打つ場合は、横に出した左足を軸足にして、そのままオープンスタンスで打ちます。
 
左足を前に踏み出そうとすると、前のめりになりやすく、フォロースルーも大きくとれません。
 

お尻を落とす

スイングスピードを速くする必要はありません。足に力をタメて、その力をボールにぶつけることが重要です。
 
そのためには、お尻を落として重心を下げて打つこと。ボールに力を加えられます。

左腕を押し出す

打球後には左腕が伸びています。左腕でしっかりとボールを押し出せていると、ボールをキレイにストレートへコントロールできるのです。
 
スマッシュ 2015年 02月号(Amazon)には、この一連の動きが錦織選手の写真付きで解説されています。
 
フォームが写真で確認できるので、理解がより深まります。

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