ラグビーの平尾誠二さんが「平尾誠二 名言録」で、伸びない選手の特徴を語られています。
同書の128~129ページから、一部を抜粋して紹介します。
- PR:Amazon
- 「平尾誠二 名言録 人を動かす120の言葉」
人の責任にする選手は伸びない 逆に伸びるのは…
平尾さんは「伸びない選手の特徴」をこのように論じています。
私の経験からいって、人の責任にする選手は、どんなに才能を持っていたとしても、それ以上は伸びない。
たとえば、ある選手の、あるまずいプレーが原因で試合に負けたとしよう。
その時、「あいつがこう動いていれば勝てたのに…」と結論づける選手はそこまでだ。
敗因を外に求めているのだから、自分がそれ以上向上するわけがない。
それでは逆に伸びる選手にはどういう特徴があるのでしょうか?
逆に、「おれがこういうふうに動いていれば、あいつはこういうふうにプレーできたのではないか、違うプレーをできたのではないか」―――そう考えられる選手、そういう視点を持てる選手は、間違いなく伸びる。
その気持ちが自分をさらなる高みへと駆りたてるとともに、ゲームに対する視野とプレーの幅を広げるからだ。
「人の責任にする選手が伸びない」は、別コンテンツで紹介している「本田ノート」の考え方と似ていますね。(関連記事をご覧ください)