このコンテンツでは、本田ノートのつけ方など考案者・本田大三郎氏の解説を紹介します。
 
実践しようと考えている方は参考にして下さい。
 
書くべきことだけでなく、「絶対に書くべきではない」内容もあるようです。

本田ノートの作り方

本田氏は、「日記は少なくとも10年間は毎日書き続ける覚悟で始めてほしい」としています。
 
しかし、子供にそれだけ継続させるのはなかなか難しいもの。
 
子供に続けさせるために、本田氏が挙げる5つのコツを以下に紹介します。

ノートを続けるための5つのコツ

1 ダラダラ書かない。数字や記号を使い、簡潔にまとめる。
 
2 良かったこと、うまくできたこと、うれしかったことなど、明るいポジティブなニュースを中心に記録する。ただし、嘘を書いてはだめ。
 
3 イライラしたこと、悲しかったこと、腹が立ったことなど、ネガティブな感情については書かない。特に人の悪口や、「失敗は他人(環境)のせい」といった内容は絶対NG。
 
4 左ページは文字で記録し、右ページでそれをイラストやマンガで図解する。視覚に訴えるので、心に強く残る。
 
5 最初のうちは、親がサポートしてもOK。ただし口を出しすぎるのはダメで、改良を加えるのは子供自身に任せる。
 
 
大三郎氏の長男・多聞氏はプロレスラーです。多聞氏も毎日ノートをつけ、読み返すことでスランプの原因を発見し、進化につなげていました。
 
その繰り返しにより、中学時代はレスリング世界選手権で銀メダル、オリンピックに3回出場の実績を残したのです。
 
また本田圭佑選手は、その日の記録の最後には必ず「世界一まであと○日」と書いていました。
 
何の「世界一」かは、本田選手自身にしかわかりませんが、目標を明確にして、その日までカウントダウンを続けていたのです。
 
それは言い換えるなら「自分を追い込む」ことでもありますが、目標に向かう支えにもなっていたと大三郎氏は考えています。
 
本田ノートは、A4判程度の大きめのノートで作ります。
 
表紙には、「○○日誌」「□□の記録」などの名前、記録を始めた日付を記入します。
 
筆記用具のほかに、必要ならばシール等を利用します。
 
以下のような項目を記入しましょう。

本田ノートに記録すること

本田ノートはプロのアスリートを目指す子供のためのノートなので「練習」「トレーニング」といった項目があります。
 
これらは「勉強」「塾や習い事」「お手伝い」などに変えても問題ありません。

生活

起床、就寝など、意識せず習慣になっていることも全て書きます。アスリートを目指すなら、起床時の体温や1分あたりの脈拍も記録します。
 
数字だけでなく、そのときの体調や心理状態も書いておきましょう。文章にするのが難しければ、漫画やイラストでもOKです。

食事

メニューではなく、「食べたもの」を記録します。食べなかったものは書かなくてもかまいません。
 
美味しかった、苦手だけど我慢して食べた、あまり食欲がなかったなど、食べた時の感覚や感想も忘れずに記録します。
 
食べた量は「5段階」で書きます。たくさん食べたら「5」、ちょっとだけ食べたのであれば「1」です。

トレーニング

本田ノートでは、「トレーニング」は筋力トレーニング、ダッシュ、ランニングなど、身体機能向上を目的に行うメニューと定義しています。
 
身体的にしんどい内容が多いですが、それを楽しくこなせるように子供自身に工夫させましょう。楽しいトレーニングは、子供たちの「継続する力」を育みます。

練習

「練習」は、技術向上を目的としたメニューです。競技に必要な能力、テクニックを向上させるために行うメニューを記録します。
 
サッカーであればドリブル練習、シュート練習、ミニゲームなどです。
 
後でノートを見返したとき、練習の情景が思い浮かぶよう、何をどれくらい練習したかを簡潔に書きましょう。

稽古

本田ノートでは、「稽古」は「心」を強くするためのメニューです。メンタルトレーニング、礼儀作法、マナーなど、競技によって様々です。
 
「緊張した場面でも本来の力を発揮する」など、競技力アップに限らず、一人の人間として強い心を育み、鍛えることが目的です。

反省

この項目は、ノートの「肝」です。忘れずに書きましょう。
 
その日一日の反省を、自分の言葉で簡潔に書きます。
 
ただし、感情的なこと、特にネガティブな感情(ムカついた、嫌になった、など)は書かず、失敗体験や注意されたことなどの事実だけを記録します。
 
自分のプラスになったことや新たな発見、成功したイメージを中心に書ければ理想的です。
 
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