前のページでは、バドミントン”タカマツ”ペア、高橋礼華・松友美佐紀選手それぞれの強さについて紹介しました。

このページでは、二人がダブルスを組む”タカマツペア”となった時の強さについてお知らせします。
 

 
前回同様、藤井瑞希さんの分析・解説です。
(このコンテンツは雑誌バドミントンマガジン 2016年11 月号27ページを参考にしています)

タカマツが世界で通用する要因とは?

ラリー中に隙を見せない前衛・後衛のスペシャリスト
 
高橋・松友ペアの特徴は、後衛と前衛の役割がしっかりと決まっていること。
 
さらにいうと、後衛の高橋選手、前衛の松友選手、それぞれが世界レベルのスペシャリストです。その二人がペアを組んでいるということが、一番わかりやすい強さだと思います。
 

 
二人は高校時代から、全日本総合で三位に入る実力がありました。その当時から、最後のフィニッシュに持っていくまでの高い攻撃力があって、社会人になるとレシーブ力が上がり、穴のないペアになりました。
 
たとえば、失点するときを見ても、ネットミスやアウトはあっても、甘い球を上げてカウンターを許したり二人が重なったりする場面はあまり見ない。
 
本当に隙がないペアです。
 
いまの彼女たちを見て、「成長したな」とは思わないんですよ。
 
そもそも10代の頃から二人は強かった。そして、日本代表に入ってからも、強いのに一番年下なので雑用もやってくれて、本当にえらいなと思っていました。
 
いまは上の立場になっていますけど、基本的なスタンスや態度も変わっていません。
 
そんな姿勢も、彼女たちの強さの一つでしょうね。
 
次のページに続きます。

 


 
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