前ページに続き、高岡第一高校の練習メニューを中田監督の解説と共に、ポイントを抜粋して紹介します。
シングルスの練習法です。
(このコンテンツは雑誌バドミントンマガジン 2016年11月号51~52ページを参考にしました)
インターバルノック 持久力・精度の向上に
ゲームを想定した持久力と精度を高める
■練習法
・練習者は全面を使用し、ランダムに出される球を試合のラリーをイメージして返球する
↓
・40秒動いたら20秒休憩 これを21セット繰り返す
↓
・ノック内容は前半はスマッシュ&ネット、後半は全面フリー
■練習の注意点
・スマッシュ&ネット40秒→20秒休憩を10セット行う
・全面フリー40秒→20秒休憩を11セット行う
・動く→休むを繰り返し、実戦を想定したノックを行う
・決まった秒数の繰り返しで持久力を高める
・1セット目から全力で行う 試合で先行して相手にプレッシャーをかけるイメージで行う
中田監督の解説です。
ポイントは、1セット目から全力でやること。後半、疲れたなかでもミスをせずにプレーできる精神力と持久力を身につけましょう。
パターン練習 ロブからの対応力アップ
ロブからの対応力を磨く
■練習法
・2対1でコートに入り、1がオールショートする
↓
・タイミングを見て1がロブ
ストレートロブを打つ場合
その後の相手からのクリアーをスマッシュする際は要注意 体勢が悪いまま全力でスマッシュを打つと相手からクロスレシーブでカンウターされるリスクが高まる スマッシュを打つ際は体勢、スピードやコースに気をつける
クロスロブを打つ場合
スピードや高さを意識して相手のストレートスマッシュを誘い、クロスカウンターをとるイメージで行う
■練習法の注意点
・15分間を1セット行う
・試合でよく見られる、ロブを遣った展開の対応力を磨く
・練習者はロブのコースや高さ、スピードによって次のラリーを予測する
・相手のカウンターを防ぐ展開、自分がカウンターをとる展開を体に染み込ませる
中西洋介・日本代表コーチに質問できる180日間のメールサポート付き(無料)です。
中西コーチの指導を受けて、練習法はもちろん上達のコツ、欠点の解消法、メンタル面などバドミントンに関する疑問や悩みを解決しましょう!