このコンテンツでは、東京国際大学女子ソフトボール部・三科真澄(みしな ますみ)監督のピッチング練習法を紹介しています。
 
・ブラッシング練習法
・ウィンドミル投法の基本動作
・投げ込み練習
・実戦を意識した練習メニュー

 
をまとめています。

(このコンテンツは三科監督の著書「ソフトボール 超実戦的練習ドリル 差がつく練習法」(Amazon レビューあり)の42~45ページを参考にしています)

三科監督 投球上達練習とトレーニング

リリースポイントを覚える練習から、実戦を意識した投げ込み練習まで、その概要を紹介します。
 
日々の練習メニューの参考にして下さい。

ブラッシングでグラブに入れる練習

右腕の動きに集中し、リリースポイントを覚えましょう。
 
やり方は以下のとおりです。

1 クラブとボールを用意し、グラブを前に突き出す 
 
2 横を向いてボールを持った手を頭の上で構える
 
3 ボールを持った手とグラブを同時に振り下ろす
 
4 ボールをグラブの中に投げ込む
 
20球を3セット。15分を目安に行う。

 
振り下ろしたグラブにボールを投げ入れるのが難しい場合、グラブを太もものあたりに固定して練習しましょう。
 
慣れてきたら実際のピッチングに近い、腕を一回転させるフォームでやってみます。
 
腕が体側の近くを通ると、腰のあたりにひじが自然と触れるようになります。これは意図的にやるのではありません。
 
体近くのギリギリでブラッシング(=ボールのリリース)ができるように練習しましょう。
 

ウィンドミル投法の基本動作を覚える

ブラッシングの練習にも、フォーム固めにも使える練習です。一人でも実践でき、ネットを用意しなくてもグラウンドを囲む防球ネットを利用してもOKです。

・ネットを用意し、グラブとボールを持って、投球練習ネットから4~5m離れて立つ
 
・ネットに向かって投球する 
 
・目標が漠然としてしまうとコントロール精度が上がらないので、タオルなどをネットにかけてストライクゾーンの目安にするのもよい
 
50球を2~3セット。30分間を目安に行う。

 
この練習は様々な応用が可能です。
 
・横向きから腕を回旋させて投げる
・プレートを踏んで実際の投球フォームで投げる
 
など、理想のフォーム、投球を身につけるため、実力に応じたレベルの練習を実践しましょう。

投げ込みで総合力をレベルアップさせる

キャッチャーに向かっての投げ込み練習(時間の目安は60分)は、ピッチャーの総合力を高めることができます。
 
投手は1試合あたり100球前後のボールを投げます。そのために必要なスタミナ、コントロール、スピードなど様々な能力を養いましょう。
 
野手がマシンバッティングを行う時などに、ピッチャーは別メニューで投げ込みを行うと良いでしょう。
 
捕手とマンツーマンでコミュニケーションをとりながら、投球における課題をクリアしていきます。
 

テーマを持ち、狙ったところに投げる

ピッチングでは、最低でもストライクに入れるコントロールがなければ試合の戦力になりません。
 
捕手に向かって投げる際は、狙ったところへコントロールできるようになりましょう。
 
何も考えず、漠然とただ投げていては練習の効果は上がりません。

実戦を意識した練習

1 捕手を座らせて
投げ込みのもっとも基本的な練習です。まずは狙ったところへコントロールできるようになりましょう。
 
2 打者を立たせて
打者がいると、より実戦に近いイメージで練習ができます。打者はヘルメットを着用してケガに注意しましょう。
 
3 スポンジなどで打者の代用も
内角の厳しいコースを攻める練習では、デッドボールの危険性も高まります。大きいスポンジなどを立てて代用するのもひとつの手です。
 

 
投げ込みは効果的な練習ですが、上達したいからと毎日100球投げ込むのは肩にも体調にも良くありません。
 
曜日によって投げる数を決めたり、大会のスケジュールに合わせて調整してみましょう。
 
練習日誌などに記録を残しておけば、練習メニュー作成の参考になります。


 

PR:ソフトボール守備の極意 三科真澄監修
三科監督のメールサポート付きです。