三科真澄監督 ピッチング ストレートとドロップのポイント

このコンテンツでは、東京国際大学女子ソフトボール部・三科真澄監督のピッチングの考え方を紹介しています。
 
ストレートとドロップについてまとめています。
 
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(このコンテンツは三科監督の著書「ソフトボール 超実戦的練習ドリル」の46~49ページを参考にしています)

ストレートで重要なこと

監督は、ストレートでおさえるべきポイントとして、以下の三つを挙げています。
◆軌道は一直線が理想
ストレートはキャッチャーのミットまで直線的な軌道を描くのが理想です。
 
普通に投げれば「真っ直ぐ(ストレート)」になるのでは?とイメージしがちですが、回転が悪いとスライダーのように横に曲がったり、カーブして落ちたりしてしまいます。
 
◆最速のボールとして必要な理由
ストレートはピッチャーが持つもっとも速い球種です。
 
速いほど打者に振り遅れさせることができ、チェンジアップのような遅いボールがより効果的になります。緩急の差が大きくなるのでバッターはタイミングがずれ、打ちにくくなるのです。
 
◆ドロップ系のストレートがベスト
ライズ系のストレートは、バットに当たると飛距離が出てしまう欠点があり、球速がないと通用しません。
 
球速を出すには身体能力に負うところが大きいので、まずはドロップ系のストレートを身につけましょう。
 
・ドロップ系を投げるコツ スナップで縦回転
ストレートはリリースの瞬間に後ろから前へ手首のスナップをきかせます。指先でボールの上面を強く押し出すようにするのがコツです。
 
これでボールに縦回転がかかるのでドロップ系のストレートを投げることができます。

ストレートを実戦に活かすためには

◆勝負球と見せ球を投げ分ける
同じストレートでも、この二つを投げ分けるとより効果的な投球ができます。
 
勝負球として投げる場合には、持っている最高の球速で、なおかつコースに気をつけて投げます。
 
見せ球として投げる時は少し球速を落とすなど緩急をつけると打者にとっては打ち辛くなります。
◆内角と外角の使い分け
打者を振り遅れさせたり、詰まった打球の凡打を打たせるためには、内角と外角をしっかり投げ分ける技術が必要です。
 
外角の速いボールで振り遅れさせ、内角で詰まらせるて凡打を打たせるわけです。
 
上で紹介した練習法を参考に、コースを投げ分けられるようにしましょう。
 
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北京オリンピック金メダリスト、東京国際大学女子ソフトボール部監督 三科真澄 監修
 

ドロップで重要なこと

三科監督は、ドロップのポイントとして以下の三つを挙げています。
 
◆打者の手元で落ちる
ドロップには主に2種類の投げ方があり、どちらも打者の手元で鋭く落ちるのが理想です。
 
回転が斜めになるとカープのように曲がって落ちるので、しっかりと縦回転をかけるようにします。
 
◆バットの芯を外し空振りをとるために
強く鋭い縦回転がかかっていると、打者の手元で落ちるので空振りをとったり、バットの芯を外すことができます。
 
ストレートよりも球速はやや落ちますが、打者のタイミングを外す効果があります。
 
◆ライズ回転との区別は明確に
手の甲が下に入るとライズ回転になってしまいます。
 
ピールドロップなら手の甲は後ろを向き、指先で押し出すように投げます。
 
ロールオーバーなら手の甲はボールの上からかぶせるように投げます。

ドロップの投げ方 2種類

◆ピールドロップ
指先を下に向けて、ボールの上面を指でひっかけるようにしてスナップを利かせます。
 
◆ロールオーバー
手のひらを下に向けて、ボールを上からこするようにしてスナップを利かせます。

ドロップを実戦に活かすには

◆低めにコントロールする
落ちる球種なので、高めに浮いてしまうと変化球としての効果は半減してしまいます。打者のヒザ元へしっかりコントロールできるようになりましょう。
 
指先のかかり方のちょっとした違いでワンバウンドすることもあるので、キャッチャーは後逸に注意します。
 
◆外角で引っかけさせる
外角のストライクからボールになるコースへの配球はひとつのポイントです。
 
バットの先で引っかけさせて内野ゴロを打たせるために効果的なのです。
 
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【北京オリンピック金メダリスト、東京国際大学女子ソフトボール部監督 三科真澄 監修】


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