前ページからの続きです。
 
このコンテンツは「剣道時代」2015年05月号100ページを参考にしています。
 
同誌には、富士ゼロックス剣道部の稽古内容を収録したDVDが付属しています。
 
富士ゼロックス剣道部のモットーは
 
強くて楽しい剣道部
 
です。

実業団日本一にふさわしい実力を身につけること、そのための切磋琢磨や活動を純粋に楽しむ、といった意味が含まれていると考えられます。
 
日本一を目指す、と言っても単に「強くなる」ことだけを目指しているわけではありません。
上原主将の解説です。

もし、仮に全日本実業団大会で優勝した時、「あれが日本一か」とうしろ指をさされないように、仕事の面においても、私生活の面においても流石は富士ゼロックスの剣道部だ、日本一の剣道部だ、と思われるように活動していきたいと部員といつも話しております。

「日本一」を言葉だけで終わらせないために、
 
・勝ち癖をつけること
・稽古回数を増やすこと
・チームワークの向上
・最高のコンディション作り
・スカウト

 
の5点を重視しています。
 
部としての稽古は週一回だけですが、部員は各自で出稽古や朝稽古、トレーニングを実践します。
 
稽古以外の日はコミュニケーションを重ねてチームワークの強化を図ります。
 
また、稽古回数や試合結果をデータにまとめて、
 
・稽古の量
・勝率
・負けた時の技

 
といったことが数値で客観的に捉えられるよう工夫しています。それにより、改善すべき点がわかりやすくなるのです。
 
目標やスローガン、取り組みを明確にし、何をするべきかも認識する。
それにより日々上達すれば、剣道がより面白くなってくる。
 
こうした好循環を生み出し、部員たちは稽古に積極的に取り組んでいます。
 
三木勉監督の解説です。

強くて楽しい、という言葉は「自主性」という言葉にも置き換えられるのではないかと思います。
 
ただ知識をたくわえていくよりも、楽しく取り組んだほうが、物事は上達します。
 
楽しんでやることによって、剣道がより面白くなりますね。

現役を退いたベテラン剣士も、若手と同じ稽古をすることで部の活動を盛り上げます。

私たちは部員たちをバックアップする側ですが、彼らが強くなれるための材料を提供していきたいと考えています。
(三木監督)

目標の日本一に向かって、部員たちは一丸となって稽古に取り組みます。

常に強い気持ちを持って、日頃の稽古に取り組めば、おのずと成果は出ます。業務も剣道も、こつこつ継続して、成果を出して欲しいですね。
 
会社をけん引する剣道人になることを期待しています。
(石川文雄部長)

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