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このページでは、パターン6と7をまとめて紹介します。錦織選手のポイントパターンシリーズも今回で最後です。

パターン6 相手を左右に振る→ネットに詰める

このパターンでは、二つのケースが考えられます。相手を左右に振ったあと・・・

1 相手から甘いボールが返ってくる→前に出てボレーで仕上げ
 
2 相手のバランスが崩れる→ボレーカットして決めるor逆サイドに打って優位に立つ

2のケースでは、深いボールを返します。浅いボールでは、相手は走り込んで体重をのせて打ってくるため、強烈な反撃をくらってしまいます。
 

このパターンを成功させるカギ スタンスやフォロースルー

相手を左右に振るショットでは、直後にネットへ素早く詰められるよう左足をステップインしてスクエアスタンスで打ちます。そうすると、打った流れで走り出せる体勢になるのです。
 
オープンスタンスだと、打ち終わった後に一呼吸置いてから前進することになり、攻撃が遅れてしまいます。
 
ショットの強さ・フォロースルーにもポイントがあります。
 
フォロースルーでは、ラケットが頭の後ろに来るのが理想です。これはスイングを小さくし、回転をかけてプレースメント重視の打ち方をするためです。これにより、ショット後の前進がスムーズになります。
 
強打すると次の動きへの移行が遅くなります。
 
このパターン成功のカギは次の三つです。
 
■フォアへは深く打つ。パワーよりもプレースメント重視

■左足を前に踏み込みスクエアスタンスで打つ

■小さいスイングで回転をかけて打ち、その流れで前進する
 
パターン7へ続きます。

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パターン7 キックサービスをバックハンドで攻撃

アドバンテージサイドからのセカンドサービスでは、ワイドなキックサーブが常套手段になっています。相手に力が入りづらい、バックの高い位置で打たせることで有利に立てるからです。
 
錦織選手は、このキックサービスに対して前に出て、高い打点で強く叩きつけてリターンするようになりました。ストレートにもクロスにも打ちます。これぞ攻撃的なバックハンドリターン、と言えるショットです。
 
サーブする側にとってはセカンドサービスの有力コースが消されてしまうため、攻め手がないお手上げ状態になってしまいます。
 

 
ジョコビッチ選手ですらこのリターンを警戒し、錦織選手へのセカンドサービスではボディを狙うこともあります。

この打ち方のカギはグリップにあり

このバックハンドでのポイントは、グリップにあります。錦織選手の場合、左右の手の間隔が空いていて、左手が打点(ラケット面)に近づいています。これにより、相手からのサーブに力負けすることなく、強烈なリターンが可能になるのです。
 
リターンに高い技術を見せるフェレール選手も同様のグリップを用います。
 
このパターン成功のカギは次の二つです。
 
■前進して高い打点で打つ

■左手を打点に近づけて力負けしないグリップにする
 
ちなみに芝のコートではサービスが跳ねないため、錦織選手でもこのリターンを使う場面は少なくなります。
 
対してハードあるいはクレーのコートなら、このパターンが大いに活きてくるでしょう。


 
錦織選手の7つのポイントパターンは以上です。トップ選手の得点パターンを自身のプレーに取り入れてみて下さい。
 
このコンテンツは雑誌スマッシュ2015年02月号(Amazon)67~78ページを参考にしました。
 
全てのパターンが写真で解説してあります。理解をより深めるためにも、一度チェックしてみて下さい。

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