月刊バレーボールの連載「バレーはメンタルで強くなる」に、「理性と感情は相反するものか?」という記事がありました。
 
理性と感情というと、「感情が高ぶって理性的な行動ができない」など、「あちらを立てればこちらが立たない」という、相反する存在としてしばしば取りざたされます。


思考が担う「理性的回路」に対して、感情は「非理性的回路」を担っています。
 
ここで例として、「練習をサボりがちなチームメイトへの対応の仕方」を挙げます。
 
(このコンテンツは月刊VOLLEYBALL (バレーボール) 2015年01月号(Amazon)114~115ページを参考にしています)

理性的or感情的対応 いずれも目的は共通しており前者が得策

理性的な対応としては、「練習を休みがちだけど、どうした?」と、相手の立場に立って質問する対応などがあります。これは「理性的回路」を経由した対応です。
 
対して、「何で練習に来ないんだ!」と言ってしまうと、これは感情的な対応で、非理性的回路を経由しています。
 
忘れてはいけないのは、この二つは違った経路を経ていても、「選手を練習に参加させる」という目的は共通していることです。
 
表現の仕方は違っていても、理性と感情が目指すところは同じなのです。
 

 
記事は、「大事な場面でこそ、一度立ち止まって理性的な対応を心がけたほうが得策であるといえます」と結ばれています。
 
確かに、スポーツにおいては、理性的な対応が効果的な場面のほうが多いのは間違いありません。
 
管理人としてはこれに、「場合によっては感情的な対応もアリ」「理性と感情を混ぜた対応も選択肢に」の二つを補足したいと考えます。
 
状況と相手によって対応の仕方を変えるのです。
 
「練習しないのは残念だよ」「君は練習すれば上達する。その姿を見られるのはうれしい」など、感情メイン、あるいは理性+感情の対応が効果的な場面もあるはずです。
 
理性と感情を相反するもの、どちらかひとつだけと考えず、相手と場面に応じて使い分ける、あるいはミックスして使うことができれば最善ではないでしょうか。

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