奈良岡監督には、新入部員や違うチームの選手をコーチングするときに心がけていることがあります。
 

 
それはプレーだけを見るのではなく、普段の生活や性格も知るようにすること です。

(バドミントンマガジン2016年9月号66ページを参考にしています)


奈良岡監督でも、団体や県の団体戦の指導を任された時、違うチームの選手がメンバーにいると、指導に戸惑うことがあります。
 
「なぜできないのか」「なぜやらないのか」がわからないからです。
 
これは普段練習でやっていることや、生活、性格を知らないためであり、監督はこれらを知ることが大事、としています。
 
言い換えると、信頼関係が築けていなければ、指導やトレーニングの効果は上がらないのです。
 
例えば、

・カットを打てない選手にカットを打てと指導する
 
・クリアーを3本連続で打てないのに打てと指示する
 
・ディフェンスプレーヤーなのにアタックしろという

 
といったちぐはぐな指導では、選手の上達は期待できません。
 
指導者の考えやプレースタイルを選手に押し付けていることもあり、それでは選手に適したコーチングとは言ないのです。
 
選手との意志疎通を大切にし、選手と同じ目線に立って考えることで、適切なコーチングが可能になります。

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