前ページ「速く走るための脚の動きとは カール・ルイスのスイング系の動き」からの続きです。

スイング系走法の有効性は徐々に認知されていきます。
 
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スイング系(ルイス型)の普及で日本人選手も好記録

伊藤教授の研究で、元陸上選手で、すでに引退していた北田敏恵さんにこの”スイング系”の走法をマスターしてもらいました。
 
その後現役に復帰してもらったところ、何と当時の女子100mの日本記録を更新してしまったのです。
 

 
それから日本陸連はこの”ルイス走法”を日本人スプリンターに本格的に伝えていきます。
 
そして1998年12月にバンコクで開催されたアジア大会100m準決勝で、伊東浩司選手が10秒00の日本記録を達成します。
 
この記録は、いまでも破られていません。(2017年6月現在)
 
ルイス走法を体得した伊東選手によると、「足の裏を地面に置くイメージ」なのだそうです。
 
2003年世界陸上パリ大会男子200mで銅メダルを獲得した末續慎吾選手も、ルイス型走法でした。
 
末續選手は「前に乗っていく、前傾していくイメージ」と語っています。
 
この走法を身につける練習法としては、トーイングマシンという機械で1~2キロの力でゴール側からロープで引っ張ってもらうのがポピュラーです。
 
マシンがない場合は、下り坂を使うのも効果的です。
 
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