世の中にはさまざまなトレーニング法があります。
今後、どれほど多くのトレーニング法が登場しても、水中トレーニングが無くなることはないでしょう。
というのも、水中トレーニングは手軽に実践できるわりに、陸上トレーニングにはないメリットがあるからです。
そのメリットを4つ紹介します。
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陸上の約十分の一の重力 関節への負担軽減
陸上の約十分の一の重力
水中トレーニングの利点として、最も多く挙げられるのはこの点ではないでしょうか。
水中では浮力を受けるので、身体が軽くなります。肩まで水に入ると、重力は陸上の十分の一になります。
そのため、腰や膝をケガしている人でも関節の負担が軽く、身体を動かしやすくなります。
また極端に太っている人も同様に、関節を傷めることなくエクササイズが可能です。
水面が横隔膜より高い位置まであれば、浮力を受けて運動できます。
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空気圧の約千倍の水圧がかかる
空気圧の約千倍の水圧がかかる
「千倍圧力がかかる」ときくと、何やら窮屈な気がしますが、これは人体に良い影響をもたらしてくれます。
この圧力は血流を促してくれるのです。(より正確には静脈の血液環流を促してくれます)
これは高血圧の人には理想的な環境です。正常な血圧で運動ができ、心臓の負担が少なくなります。
上の「浮力」が関節の負担を減らすように、こちらの水圧は心臓への負担を減らしてくれるのです。
空気中の12倍の抵抗を受ける
空気中の12倍の抵抗を受ける
普段はあまり意識しませんが、陸上で身体を動かすと空気抵抗を受けます。
これが水中の動作では、抵抗が空気中よりも12倍強くなります。
また理論上、水中運動は陸上の四分の一の速度で最大筋力に達します。
さらには筋肉のあらゆる方向・動作で抵抗がかかるため、裏表の筋肉をバランスよく鍛えられます。
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空気の約27倍多く熱が伝導する 消費カロリーアップ
空気の約27倍多く熱が伝導する
水中トレーニングでは、消費カロリーが増えます。その理由が、水中での熱伝導率の高さです。
簡単に言うと、水中では空気中よりも身体が早く冷えるのです。
水は空気よりも27倍多く熱が伝導するということはつまり、
20度の水に入ると、気温20度の室内よりも27倍早く体温が奪われる
ということです。
身体は体温を維持しようとするので、身体を温めるためのカロリーを消費します。水中は陸上よりも約4倍多くカロリーを消費するといわれています。
「消費カロリーの多い運動」の上位が軒並み水中の運動なのはこうした理由からです。
以上のように、水中トレーニングは地上トレーニングにはない利点があります。
必要な道具も高価ではありませんし、年齢・性別も選びません。
生涯運動を続けるのであれば、水中トレーニングもメニューに入れておくと、健康維持に貢献してくれるのではないでしょうか。
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