肩甲骨と並び、股関節はアスリートがパフォーマンスを上げる要の関節として挙げられます。
股関節の柔軟性を高め可動域を広げると、競技能力が上がるだけでなく、ケガの予防にも役立ちます。
股関節を柔らかくする方法としては、空手や相撲、キックボクシングといった格闘技のウォームアップでおなじみの「股割り」が代表的です。
股割りは単純な動作に見えますが、やり方や細かい工夫があり、えにし治療院の中村孝宏治療士も、独自の股割り法を提唱しています。
中村治療士の股割りでは、膝を伸ばさず、キャスター付きのイスを使用します。
ポイントを紹介します。
まずは脚を開いて座りましょう。
■膝は伸ばさず、遊びを持たせる 足指をグーにすると膝が伸びない
■つま先は立てる
■この足をキープして、前に出した手でキャスター付きのイスを補助としてつかむ
■イスを押すようにして重心を前に持って行く
■腰から曲げるのではなく、骨盤を前に倒すイメージで
■胸と顔は起こした状態をできるだけキープする 膝は伸ばさなくてOK
■肘が床についた後、下腹が床についたら股関節が動いている証拠
■つま先は立てる
■この足をキープして、前に出した手でキャスター付きのイスを補助としてつかむ
■イスを押すようにして重心を前に持って行く
■腰から曲げるのではなく、骨盤を前に倒すイメージで
■胸と顔は起こした状態をできるだけキープする 膝は伸ばさなくてOK
■肘が床についた後、下腹が床についたら股関節が動いている証拠
イスを補助として使うことで重心が前に行く感じがよくわかります。
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