雑誌「ランナーズ」2017年7月号に、長距離を走るのに理想の姿勢チェック法がありました。

室内であればすぐに実践できます。
 
同誌40~41ページから内容をまとめます。
 
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ランナーズ 2017年07月号
ランナーズ 2017年07月号




壁を背にして立つ 壁と腰・首に空間ができるか 腕は上がるか

ランニングに理想の姿勢は、横から見て耳~足首が一直線の状態です。筋肉に負担がかからず、故障も防げます。(前に進むので実際には骨盤がやや前傾します)
 
しかし生活習慣などから、骨盤が過度に前や後ろに傾いていたり、肩甲骨周辺が硬くなっている場合があります。
 
ランニングするカップル
 
すると走る際に特定の部位に負担がかかるようになり、スピードダウンや故障を招いてしまいます。
 
骨盤の状態などを調べる方法として、まずはかかと、お尻、頭を壁につけるように真っすぐ立ちます。
 
この状態で、以下の三点をチェックして下さい。




壁と腰の間にこぶしが入るかどうか

壁と腰の間にこぶしが入る
 
人は、骨盤が過度に前傾している可能性があります。
 
陸上競技経験者やスピード練習が多いランナーにありがちで、腰に疲労が溜まり腰痛が起きやすくなります。

背中の上部や首が壁から離れているか

・壁と腰の間は狭い 一方で、背中の上部や首は壁と離れている
 
人は、骨盤が後傾し猫背になっている可能性があります。
 
デスクワークがメインのランナーに多く、体幹が使えず脚に頼って走るため膝やスネを傷めやすくなります。

両腕を上に上げられるか

両腕がまっすぐ上に上がらない
 
人は、肩甲骨周りが硬くなっています。こちらもデスクワークが多いとなりがちです。
 
走る際のスムーズな腕振りができなくなります。




それぞれにストレッチで対処する

上で挙げた三点には、ストレッチで対処できます。
 
それぞれ具体的に伸ばす場所は以下のとおりです。
 
骨盤が前傾している場合
→太もも前面の付け根および腰を伸ばす
 
骨盤が後傾している場合
→ハムストリングとお腹を伸ばす
 
肩甲骨周りが硬い場合
→肩回りの筋肉を伸ばす
 
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