2010年代の後半ごろからマラソン界では高性能シューズが注目されるようになりました。
 
それまでは薄く、軽いタイプが主流でしたが、踵の厚さが3cmもある厚底シューズがナイキから発売され、瞬く間にマラソン界を席巻しました。

(このコンテンツは雑誌週刊新潮2018年12月6日号(Amazon)129ページを参考にしています)

ナイキの厚底・ニューバランスの薄底

世界記録保持者でリオデジャネイロ五輪金メダルのエリウド・キプチョゲ選手は、いわば”厚底シューズの代表選手”であり、ナイキのシューズ開発にも携わっています。
 
2018年2月の東京マラソンでは、ナイキの厚底シューズを履いた設楽悠太選手が16年ぶりに日本記録を更新し、報奨金1億円を獲得しています。
 
同年10月のシカゴマラソンで設楽選手の記録を21秒短縮した大迫傑選手もナイキの厚底を使用しています。
 

 
一方で、”薄底”シューズも新しい製品が発売されています。
 
2018年11月16日には、ニューバランスが薄底シューズの新作「NB HANZO V2」を発表しています。
 
同シューズは、”現代の名工”と呼ばれ、高橋尚子選手や野口みずき選手、イチロー選手らの靴を手掛けた靴職人、三村仁司氏も開発に参加されています。
 
三村氏によると、厚底は足首の硬い人に向いています。日本人は足首が柔らかいため、厚底が向いているのは10人に1人しかいないのだとか。
 
当コンテンツ作成時点でも厚底シューズの話題は続いていますが、薄底のほうが日本人向きであれば、今後は薄底で好記録を出す選手が現れるかもしれません。

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