「プロ野球守備・走塁バイブル」で、井端弘和選手がショートの守備について解説されています。


ゴロ捕球において井端選手が何を意識しているか、などがわかります。

同書19~21ページから一部を抜粋して紹介します。

ショートの守備 ゴロの捕球で大切なこと4つ

ショートでのゴロ捕球において重要なこととして、井端選手は以下のポイントを挙げています。
 
1 常に足を使い
2 股を割って
3 良いところで
4 ショートバウンドで捕る

 
それぞれについて井端選手の解説です

常に足を使う 膨らむ動きはNG

これはつまり、出足を良くするということです。
 
そのためにはノックを受ける練習を繰り返す必要があります。

頭を使わなくても自然と捕球地点まで体が動くくらい、ノックを受けることが大事なのではないでしょうか。

動作では「前に」「最短で」を心がけます。

よく、打球に対して膨らんで遠回りをするように捕球地点に向かう人がいますが、僕の中では膨らむ意識はゼロですね。
 
膨らむくらい余裕があって、それなのに後方で捕るなら、一歩でも前に行くべきです。
 
打球には最短で入り、そこで待ってやる方がよっぽどいい。捕球間際に慌てることもありませんしね。

野球の守備

特に大事なのは一歩目です。

僕の中では出足、一歩目だけは素早く、というイメージです。
 
一歩目のスピードがあれば、二歩目、三歩目もスムーズに進み、メリハリも生まれますね。
 
当然ながら、打球がこちらに合わせてくれることは絶対にありませんから、自分で合わせるだけのフットワーク、リズムは求めていかないといけませんよ。

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股を割って体勢を作る 良い出足が必要

股を割ることで良い捕球体勢を作ることができます。
 
そのためには、上の「常に足を使い、良い出足を心がける」ことによって実現します。
 
練習中も常に意識しなくてはいけません。

私は練習のときは常に股を割ることを意識していて、体にその動きを染み込ませるようにしています。

良いところで 頭を右に持っていく意識

ショートやサードといった守備位置は、知らぬ間に”体が傾きがち”になります。

ショートやサードを守ると、どうしても投げる方向(一塁方向、左側)に体が傾きがちになり、正面に入ったつもりでも打球が体の右側に来て、最悪の場合、後ろに逸らしかねません。
 
そこで、僕は正面で捕る意識では頭が左の方に突っ込みそうなので、それを矯正するために頭を右、右に持っていくように意識を置くようにしています。もう、極端なくらいに。
 
そうすることで、投げる方向に突っ込みそうな意識と相殺されて、最終的には正面になるのかなと。
 
もちろん、試合の中では意識しないですよ。あくまで練習での話。
 
試合では一回忘れて、そしてまた練習になったときに右に、右に、を意識する。
 
そうすることで体に染みつかせていくのが良いのではないでしょうか。

ショートバウンドで捕る

ショートバウンドでの捕球が勧められる理由は何でしょうか?井端選手の解説です。

ショートバウンドで捕るのは、その状態が最も打球が安定していて、変化がないからです。
 
ショートバウンドで安定して捕るためには、くどいようですが上の出足が重要になってきます。


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