加圧トレーニングには、
・軽い負荷で筋量・筋力アップ効果が期待できる
・成長ホルモンの分泌を促すので、若返り効果もある
・骨折などのリハビリ効果も高い
など、複数の特筆すべき特性があります。
加圧トレーニングは筋持久力も高める
これらに加えて、管理人が注目しているのは、
・加圧トレーニングでは、筋力と同時に筋持久力もアップさせる
点です。
これについては、加圧トレーニングの考案者・佐藤義昭さんと、東京大学の石井直方教授が1995年に研究を行っています。
研究は、平均年齢60歳の中高年女性約20人を対象に行われました。
その結果、軽い負荷(最大筋力の30~50パーセント重量のダンベル)を使った腕の曲げ伸ばし運動でも、加圧トレーニングならば13~30パーセントの筋肥大が確認されています。
対して、最大筋力の80パーセントの重さを使ったトレーニングでは、5~15パーセントの筋肥大でした。
またこの研究では、加圧トレーニングは筋力と同時に筋持久力も増すことが確認されています。
これに関して、研究に参加した石井教授は
筋力と共に筋持久力も増えるという、一挙両得のトレーニングはなかなか無い。
どちらかを増やそうとすると、どちらかが犠牲になるのは、トレーニングの原則のようなものだが、加圧トレではどちらも著しく増える。
とコメントしています。