2017年の8月、イギリスのグラスゴーで行われたバドミントン世界選手権女子シングルスで優勝し、世界一となった奥原希望選手は、往年の大横綱・千代の富士関に匹敵するほどの?太股を持っているそうです。
 
(このコンテンツ雑誌「週刊新潮」2017年9/7号135ページを参考にしています)

バドミントン日本リーグ運営委員会の今井茂満委員長は、奥原選手の筋肉について、このように語っています。

僕はよく冗談で、”千代の富士か奥原か”って言うんですが、それほど彼女の筋肉はすごい。特に太股ですね。世界ランク2位の山口茜選手も立派だけど、奥原はナンバーワンだと思う。

奥原選手は、これまでに両膝の半月板、右肩とケガを何度も繰り返しています。
 
今井委員長によると、筋力アップはそのケガをカバーする目的もあったようです。

彼女が凄いのは、どこを鍛えるか目標を立て、そこに向かって進んでいく能力です。
 
スポーツの世界ではケガを筋力でカバーすると言われますが、そう簡単にはいかない。けど、彼女はちゃんとできてしまう。

もちろん、ケガのカバーだけを目的に筋力アップを図ったわけではありません。身長165cmと小柄な奥原選手が、「どうしたら勝てるか」を考え抜いた結果でもあります。
 
奥原選手の母校、大宮東高校の恩師である大高史夫氏によると、

背の高い選手に、まともに打ち合いで勝とうと思ったら敵わない。
 
そこで、彼女は相手が打ってきた時、コート内でいかに早く第一歩を踏み出すか、という練習を繰り返したのです。

これについて、今井委員長の解説です。

素早く落下地点に移動すれば、相手コートの後ろいっぱいまで打ち込め、次に来るショットまでの時間を稼ぐ余裕ができます。
 
おまけに、彼女は打ち込むコースを自在に使い分けられるので、相手を翻弄して隙を作るのが上手い。頭脳派の選手でもあるのです。

奥原選手は高校時代からスポーツに関する動画や本で勉強を欠かさず、バドミントンの遠征先にも教科書を持ち込んで課題もすべてこなしていました。
 
特に数学は優秀で、数学は学年3位以内から落ちたことがありません。
 
父の圭永さんは、奥原選手の子供時代をこのように語ります。

娘が初めてバドミントンをしたのは小1の時でしたが、勉強も得意で特に数学が好きでしたね。親として、もし選手として大成しなければ、将来は学問の世界に進ませたいと思ったこともありましたけどね。
 
子供の頃から試合に負けても拗ねることなく、どうしたら次は勝てるか、それを常に考えるような子でした。

筋肉だけでなく、それを動かす頭脳あっての世界一、といえそうです。
 
 
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