2016年のセ・リーグ優勝に大きく貢献した、広島カープの菊池涼介選手は、子供の頃ぜんそくを患っていました。

呼吸器が常に手放せないほどひどかったのですが、長野県・塩尻の武蔵工大第二高校に進学すると、症状がピタッと止まりました。

「ステップした足場を動かさないように」で軸確立

本人いわく「空気がきれいなせい」で、中京学院大に進み、全日本代表候補にも選ばれます。
 
2011年にはドラフト2位で広島に入団し、直後から守備範囲の広さ、捕球後の送球の速さて注目されて一年目から一軍昇格しています。
 
打撃には課題がありましたが、オリックス時代にイチロー選手を指導した新井宏昌コーチが菊池選手を鍛えました。
 
新井コーチの指導の様子を、週刊文春2016年9/8号(Amazon・PR)では次のように伝えています。

新井コーチはイチローの振り子打法も「体が動いてもグリップの位置だけ流されずにきちっとトップを作ればいい」と指導して大成させた名伯楽。
 
菊池には右打ちを徹底し「ステップした足場を動かさずに振り切れ」と指導したという。
 
「彼は目で見えるところにバットと腕で食らいついたり飛び込んだりする。だから足元だけズレないように意識しろと注文したんです」(新井元コーチ)

運動能力の高さと体幹の強さが、「忍者」と称される菊池選手のプレーを支えています。しかしその強みが、どんな球にも食らいついてしまう欠点を生んでいました。
 
そこで右方向への意識を高めてボールを最後まで見極め、踏み出した左足がずれないよう固めました。
 
これにより体幹の強さを活かした、しっかりした軸が完成したのです。
 
雑誌「週刊文春」2016年 9/8 号141ページを参考にしました。

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