松坂大輔投手のエピソードを二つ紹介します。
 
松坂投手の敬遠に対する考え方や豊富な球種がかえって混乱を招いているかもしれない件についてです。

メジャーリーグのピッチャーは変化球の種類がそれほど多くないことを考えると、球種は多いほど良いというわけではないようです。

松坂投手は敬遠大嫌い

レッドソックスの松坂投手は07年6/16(現地時間)のジャイアンツ戦で、初回にバリーボンズ選手を迎えました。
 
ここでベンチのサインは敬遠でした。
 
サインが出た後、キャッチャーからの返球を松坂投手はグラブで叩きつけるように捕球し、怒りをあらわにしました。
 
この時点ではメジャー初めての敬遠で、日本時代を含めても03年8月に当時ダイエーの城島選手を敬遠して以来のこと。
 
敬遠は松坂投手にとって「一番嫌いな作戦」であり、西武時代の松坂投手は敬遠のサインを拒否していたのです。
 
大リーグではそうもいかず、またこの場面では先頭打者を四球で歩かせていたため渋々サインに従いました。

松坂投手 変化球の球種が多すぎるのも考えもの?

レッドソックスに移籍して1年目の松坂投手は勝ち星は重ねているものの、自分本来のピッチングを求めて試行錯誤を続けています。
 
制球に苦労する場面もあり、球威と制球のバランスはまだ改善の余地があるのです。

ピッチャー

西武時代から松坂投手を知っているア・リーグのあるスカウトは、松坂投手が多くの変化球を持ちすぎているのが混乱の原因になっていると指摘します。
 
また同スカウトは

1人の打者に5球投げるとして3種類の変化球を見せても意味はない。
 
変化球とは全てが打者のタイミングをずらすチェンジアップなのだから、もっと球種を絞って精度を磨くべき。

とも語っています。
 
ひとつの変化球だけで素晴らしい成績を残している野茂、佐々木、斉藤隆ら各投手の投球は、松坂投手が安定するヒントになるかもしれません。

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