追手門学院大学特別顧問・児玉光雄さんの著書「突出力 村上宗隆に学ぶ『自分の限界』の超え方」に、村上宗隆選手のバットへのこだわりがわかる記事が紹介されています。
ミズノのバット職人・名和民夫さんの体験談です。
同書の180~181ページから一部を抜粋して紹介します。
村上選手のバットへのこだわりに名和さんも驚く 実はイチロー選手タイプ
名和民夫さんはイチロー選手、宮本慎也選手といった名手のバットを手がけてきました。
そんな名和さんにも村上選手は強い印象を残しています。
一般的に高卒一年目の選手なら、どうしたらいいでしょうか、と私に聞いてくるところから会話が始まることが多いのですが、村上選手は違いました。
僕はこうしたい、ああしたい、だからバットはどんなふうにしたらよいですか、と積極的に聞いてくるんです。しっかり自分の意見を持ち、向上心、探求心、そういったものを強く感じました。
名和民夫(ミズノテクニクスのバット職人)
村上選手は青木宣親選手のバットに強い影響を受けています。
2018年11月、村上は名和の勤務するミズノテクニクスの工場を初めて訪れた。そして、長さや重さ、グリップの厚みなどに細かい注文を出したという。
名和は、村上の新人らしからぬバットへの強いこだわりに驚いた。
翌2019年1月に青木宣親と合同自主トレを実施した際、村上は青木のバットを一本譲り受け、これに惚れ込んだ。
名和は語る。「青木選手のバットがしっくりきたようで、『このバットを元につくってください』と依頼があった。今も青木型が原型です。
定説では、長距離打者のバットは長くて、ヘッドが太くグリップが細い。
しかし、村上選手のバットは短くてグリップが太い。イチローさんのバットに近い、アベレージヒッターのバットです」
(週刊朝日 2022年11月4日号(Amazon) 週刊朝日 2022年11月4日号)
ホームランの印象が強い村上選手ですが、バットは安打向きなのはちょっと意外ではないでしょうか。










