「バレーボール指導の極意」に、小学生のバレーボールクラブチーム・上黒瀬JVCの小林直輝監督の指導方針がありました。

同書の152~153ページから一部を抜粋して紹介します。


いまどき選手の力を引き出す 監督がここまで明かす!バレーボール指導の極意
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※レビュー多数あります

小林直輝監督の「スキルアップ法」とは 指導方針5つ

1 一人ひとりが役割を全うする
バレーボールにおいて、身長が低いことは弱者であることを証明するものではない。大事なのは、視野の広さと判断の早さ、そして、身長の劣勢を補うテクニックである。
 
一人ひとりが役割を全うすれば、チームは一つになる。
 
2 膝を床に着けないレシーブで、スピードで相手を上回る
レシーブしたら素早く次のプレーに移るため、膝サポーターは着けない。
 
脇をしっかり締め、上半身を被せてボールをヒットすることが小林監督のこだわりだ。独特のスタイルを、人は”上黒瀬のレシーブ”と呼んでいる。
 

 
3 遊びでも負けたくないという気持ちを持って取り組む
今まで勝てなかったチームに勝てたときの気持ちを忘れない。それが”闘志”だ。
 
中途半端なことをしたらダメ。例え練習試合でも手を抜かない。難しい課題を与えられたとしても、それでも負けないように戦うことが重要だ。
 
4 徹底した反復練習でフォームに磨きをかける
正確なボールを打ち続ける美しいフォームは、反復運動によって磨かれたもの。
 
どれだけしんどい練習でも、体が覚えるまでしつこく反復する。効率的に練習を進めるために、スマートフォンの動画機能を使うのも効果的だ。
 
5 チームの浮き沈みを見て、ときにはわざと試合で負けさせる
子供にとって、心の浮き沈みは当たり前。集中力が散漫になったときは、意図的に選手を迷わせたり、突き放したりする。
 
つまり、チームを”落とす”。そうすることで、どれだけ逆境でも慌てずに行動できるメンタルが身につく。
 

 
本書では、各方針を具体的にどのように反映させるのか、が詳しく紹介されています。
 
参考にしてみて下さい。


 
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