サッカー日本代表・原口元気選手は練習と同じくらい食事にも気を使っています。
 
今でこそ食事への意識が高い原口選手ですが、小さい頃は好き嫌いがあったそうです。

このコンテンツでは、「サッカースターになる!」59~61ページを参考に、原口選手の食への意識についてまとめています。
 

サッカースターになる!(Amazon)
※kindle版あります

バランスの良い食事のおかげでフィジカル強化

原口選手も他の子供と同じように好き嫌いがありました。
 
しかし親御さんの方針でバランスのよい食事を口にしていたそうです。

子どものころは好き嫌いがありましたが、親がそれを許してくれなかったんです。野菜があまり好きじゃなかったのですが、親に言われて食べていました。
 
食事の大切さを親がわかってくれていて、今思うとそれがすごくありがたかったなと思います。

小さい頃からバランスの良い食事を続けてきたおかげで、原口選手はフィジカル面では悩まされませんでした。

身長もどんどん高くなっていったのですが、それよりもケガをしない体になったことが大きいですね。当時食べていたもので、やっぱり筋肉の質や骨格が変わったと思うんですよ。
 
それに関しては本当に親にいいものを食べさせてもらいましたし、バランスよく食べさせてもらったので、よかったですね。今もほとんどケガをしないです。
 

プロになってから 朝食をたくさん食べるコツ

プロになって食事への意識はさらに強くなりました。おかげで強いフィジカルをキープしています。

食材もそうですし、バランスであったり、とる量であったり、やっぱりすごく気を使っています。
 
中でもいちばん気を使っているのは朝食です。プロ選手でも午前から練習があると、気持ちとしては食べにくいんですよ。
 
でも僕は朝からめちゃくちゃ食べます。普通の人の昼食くらいだと思います。
 
ただ起きてすぐには食べられないので、30分くらい起きて、体を動かすんですよ。シャワーを浴びたり、家の片付けをしたりだとか、30分くらい動いた後に食べ始めます。
 
運動するためにはエネルギーが必要なので、一日の最初の朝ごはんが大事かなと思っています。
 

サッカーに限らず、食べるものに無頓着ながらも良い成績を残す選手がいるのは事実です。
 
しかしそういう例はあくまで少数派です。
 
スポーツ選手は体が資本です。自分が摂取する食べ物には気を遣わなければ、コンディションのキープは望むべくもありません。
 
トレーニングや栄養について勉強し、自分に合うやり方を確立できれば理想的です。
 
食事や栄養の知識は、どれだけ持っていても損はしません。コンディションを崩しそうになったとき、対処法を多く知っているほどプレーの質を下げずに済みます。