「サッカー選手になる」に、西川周作選手のキック練習法が紹介されていました。
ゴールキーパーである西川選手が、フィードの精度を上げるためにどんなことを実践したかがわかります。
パントキックのコツとともに、同書の87~88ページから一部を抜粋してまとめます。
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キックの精度を上げる練習法とパントキックのコツ
西川選手の練習法は、GKという事情により生まれたと言えるかもしれません。
自己流のやり方でしたが、その効果は高かったようです。
中学生のときが一番練習しました。GKはボールを蹴ってくれる人がいないと練習ができないので、一人のときはキックの練習をしていました。
そのころからキック力には自信があったので、精度を上げるために、ハーフウェイラインに立って、パントキック、プレスキックをゴールに向かって蹴って、ポストやバーに当たるように狙っていました。
自分で考えてやっていたことが、今すごく生かされています。
中学生のころ、フィールドのときはロングキックからゴールも決めていました。
西川選手が考えるパントキックのコツは以下のとおりです。
パントキックは投げたボールに対して足を持っていくというよりは、手で置いておくボールに対して足を持っていき、腰の高さでボールをとらえます。
体を少し倒して、横から足を振るので、体が柔らかいほうがいいですね。
縦に振り上げてしまうと、ボールが高く上がって味方に届くまでに時間がかかってしまいます。横に振ってライナーのボールで蹴るほうがいいです。
できるだけライナーで低く、速いボールを味方につなぎたいので、相手もいる中「西川周作はリスクを背負って蹴っています」
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