2012年から中学校の体育でダンスが必修になるなど、ダンスは私たちの生活に広く浸透しています。

一方で、ダンスの一分野といえそうなエアロビクスは、フィットネスの一種目として女性を中心に愛好者はたくさんいました。
 
やや雑学的になりますが、ダンスとエアロビクスは何が違うのでしょうか?
 
よく似ていますが、明確な違いがあります。

エアロビは左右対称の動きが基本 ダンスは左右非対称もアリ

エアロビは本来フィットネスなので、体を鍛える目的があります。
 
そのため、左右の筋肉をバランスよく、偏りなく動かすためのプログラムが基本になります。右でステップを踏んだら次は左、といった動作ですね。
 
対してダンスは左右非対称に動きます。
 
ダンスの主目的はカッコよく、キレイに動くことなので、そのためには「何でもアリ」なわけです。




エアロビは体幹まっすぐ&動きが直線的 ダンスの動きは曲線的

エアロビは左右対称の動きが基本なので、体幹は必然的にまっすぐ維持される時間が長くなります。
 
同じ理由で直線的なアクションが多くなります。
 

 
一方でダンスは「何でもアリ」なので曲線的な動きが多くなります。
 
ダンスでは体幹を鍛えるという意識は少ないので、体幹を固定した直線的な動きはあまり見られません。
 
練習方法にも違いがあります。
 
エアロビは手や脚といったパーツごとに動きを練習することがあるのに対し、ダンスは全身を、ゆっくり動かしながら練習を進めていきます。