「プロ野球守備・走塁バイブル」で、オリックス・バファローズ・T-岡田選手が守備について解説している記事がありました。

T-岡田選手が守備で最も大事だと考えていること、おすすめの練習法などがわかります。
 
同書の28ページから一部抜粋して紹介します。(所属チームなどは同書発行時点のものです)

T-岡田選手 守備で最も大事なこと

T-岡田選手自身は「自分は守備が上手くない」と考えており、練習を続けています。

プロ入りしてから今に至るまで守備がうまいと思ったことはありません。
 
練習をすればするほどうまくなりますし、練習では自分が一番ヘタだと言い聞かせて毎日ノックを受けています。
 
内野と外野で違いはありますが、自分の中では守備はリズムが一番大事だと思っています。

その他、T-岡田選手は守備においてこのようなことを準備・意識しています。

打者のバットに当たる瞬間から打球への入り方を準備していきます。
 
(管理人注:「バットに当たる瞬間」は本多雄一選手も重視しています。下の関連記事をご覧ください)

内野手ではゴロへの入り方です。バウンドをしっかり合わせないと簡単な打球も捕れません。
 
待って捕球しようとするとイレギュラーバウンドでエラーしたり、イチかバチかで突っ込むと打球に合わなくてグラブで弾いてしまいます。
 
それは、外野でも同じ。フライを捕るときには前後左右と瞬時に判断しないといけないので、一歩遅れると長打になり確実に失点に結びつきます。

練習以外にも、守備上達を助けてくれる方法も紹介されています。

野球を始めたころから守備は一番苦手で本当に苦労しました。
 
練習では何度も繰り返して、数をこなすことが大事です。それと守備がうまい人の映像を見るのもいいと思います。

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