1985年、巨人軍に在籍していた駒田徳広選手は王監督からホームランバッターとして期待されていました。

そのため王監督は、駒田選手が初球を打ってヒットにしても喜ばなかったのです。
 
王監督は次のようにアドバイスしています。

本当のホームランバッターというのは、ホームランできるボールをしつこく待ち続けるものだ。
 
それじゃ、ホームラン王のタイトルはいつまでたっても取れないぞ。
 
バッター

管理人なりにこの言葉を解釈するなら、
 
「ヒットを打てるボールが初球から来て、それを打ってもヒットしか生まれない。ホームラン王を狙うならヒットで妥協せず、ホームランを狙えるボールをしつこく待て」
 
ということではないでしょうか。
 
いささか厳しい言葉にも聞こえますが、ホームランに対して妥協を許さない王監督の姿勢を良く表しているとも言えそうです。