広島カープ2年目(2014年時点)の二塁手・菊池涼介選手は、「異常」と呼ばれるほどの身体能力を持ち、「動く範囲と量がケタ違い」と評されます。

このコンテンツでは、菊池選手の身体能力を表すエピソードをまとめています。

優れた身体能力を持ちながらも盗塁数が少なかった理由も紹介しています。

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守備位置はセカンド&ライト?スキを見逃さない走塁

もっとも象徴的なのは、マツダスタジアムのライト前の天然芝が禿げていることです。
 
菊池選手はセカンドとライトの間に落ちる当たりもしばしばダイビングキャッチし、ライトが取るべき打球にも追いついてしまうのです。
 
2014年4月24日のヤクルト戦でも、菊池選手は驚くべきプレーを見せます。
 
菊池選手を一塁に置いた場面で、バッターの打球はサードフェンス際のファールフライ。三塁手はフライは難なく捕球したものの、一瞬足元に気をとられます。

菊池選手はその一瞬のスキを見逃さず、セカンドへタッチアップ。三塁手は慌ててセカンドに送球するも、判定は余裕のセーフ。
 
球場のお客さんは何が起きたのか一瞬理解できませんでしたが、すぐにどよめきが起きました。

入団前は目立たない存在 盗塁数が少なかった理由は

菊池選手は今でこそチームでも1、2を争うほど注目を集めていますが、入団前から目立っていたわけでは決してありません。
 
出身校は高校、大学ともに無名で、全く知られていません。
 
チームのスカウトによると、菊池選手を見出したのは「ほとんど偶然」なのだそうです。
 
知り合いから「とんでもない奴がいる」と話を聞き見に行ったところ、菊池選手はスカウトの度肝を抜く身体能力を見せつけます。
 
三塁への盗塁を試みてスライディングするも、タイミングは完全にアウト。
 
すると菊池選手はスライディングを途中で止め、なんとジャンプしてタッチをかわしてしまうのです。

野球では無名の高校でプレーしていたため、いわゆる「野球のテクニック」を叩きこまれる機会は限られていました。
 
素晴らしい身体能力を持っていながら、盗塁数が少なかったのも、単に「走るタイミングを知らなかったから」なのです。

現在は、プロの練習でそのテクニックを日々吸収しています。
 
「史上最高」とまで称される身体能力にテクニック・経験が加われば、まさに鬼に金棒。

広島カープだけでなく、日本の野球界を背負う逸材となるのは間違いありません。
 
(雑誌週刊現代 2014年 6/7号(Amazon・PR)68ページを参考にしました)

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