少し前の話になりますが、管理人はかつて、08年北京オリンピックのリレー銅メダリスト・末續慎吾選手に会ったことがあります。

しかも、話を少し伺うことができました。(何てラッキーなんだ!)


いろいろ聞きたいことはあったのですが、とりあえず
 
「やっぱり食事には気をつけてらっしゃいますか?」
 
と質問してみました。
 
末續選手の答えは・・・
 
「いえ、結構食べたいものを食べてます」
 
でした・・・orz
 
私としては「はい、野菜をたくさん食べて・・・云々」といった答えを期待していたのですが。
 

 
しかし、末續選手は続けて
 
「食べたいものを食べてると、そのうち身体に不足しているものを自然と食べたくなってくるんですよ」
 
と言っていました。
 
へぇー、そんなものかな?と思い、「食事のバランスなどは注意しますか?」と聞いたところ、
 
「そうですね、一週間とか、ある程度の期間でバランスをとるようにしています」
 
との答え。
 
どうやら、末續選手は摂取する食品のバランスを一日という単位では考えていないようですね。
 
私個人的には「もしかしたら、食事の管理はけっこうユルいのかも」という印象まで受けてしまいました。
 
少なくとも、摂取する栄養を毎日キッチリ管理するタイプではないようです。
 
それでもスゴい実績を残しているので、この食事管理法が末續選手に一番合っているのでしょう。
 

 
イチロー選手やサッカーの中田英寿選手がそうですが、偏食もしくは食事をそれほど厳密に管理していなくても結果を残しているアスリートは目につきます。
 
一般人が欲する「健康」と、アスリートが求める「理想のコンディション」とは違うものなのかもしれません。
 
あるいは、大変な少食でも筋力を維持できる人がいるように、食事で摂取する栄養が、体調にあまり影響しないとか・・・。
 
次回また幸運にも末續選手と会う機会があったら、もう少し踏み込んで話を伺いたいものです。